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(11/7)キャリアセミナーが開催されました!

片山様の講演

11月7日(木)に、キャリアセミナーを開催しました。講師に東京大学大学院博士課程2年の片山実咲様をお招きして、中学3年生~高校2年生に向けたディスカッション形式の講演会が行われました。

講演会は二部制で行われ、第一部では、高校時代国連に核兵器廃絶を求める署名活動を行うユース非核リーダー基金の第一期生でのご経験や現在研究されている教育版マインクラフトで制作した原爆投下前を再現した広島・長崎の街並みを使ったワークショップについてなど、ご自身の経歴などを語っていただきました。第二部では「夢や目標を見つけ努力すし続けるには」「高校生のうちに身につけられる自己実現のための力とは」の二つのテーマについて、パネルディスカッションが行われました。

第二部ではこのようなお話をお聞きすることができました。 〇「夢や目標を見つけ努力し続けるには」 大きな夢と小さな夢、いろんな目標が同居しているものです。私も「博士号を取る」という大きい夢と、「クリスマスに向けて部屋にクリスマスツリーが欲しい」という小さな夢があります。これらの夢は、学部の指導教諭から助言を頂いたもの、友人との会話がきっかけのものです。人がくれた機会に飛び乗ってみて、トキメキを探すことが大事なのです、と語ってくださいました。

〇「高校生のうちに身につけられる自己実現のための力とは」 実行委員の生徒から「失敗」に落ちこまないようにするにはどうすればよいか、という質問が上がりました。これをもとに、片山様は、「失敗」を必要な道のりだと思うことです。ビュッフェを楽しむように、様々な物事に挑戦することが大切です。加えて、挑戦し続ける自分が冷やかされない環境へ整えていくことが大切であると語ってくださいました。

また、テーマを通して、参加生徒からも質問が上がりました。 〇「人を頼るために気を付けることはありますか?」 人を頼るとき、その質問を分解することが大切です。質問は、「共有」「相談」「依頼」のいずれかに分類されると考えています。私は質問がどれに属するのかを意識しながら話したり、聞いたりしています。それらを意識しながら質問の要点をまとめておくことが大切です、と答えてくださいました。

講演後の交流会1
講演後の交流会2

講演後は、希望生徒との座談会を開いていただき、一人ひとりの生徒の質問に終止笑顔で丁寧に答えてくださいました。生徒にとって、大変有意義な時間となったように思います。

片山実咲様 この度は誠にありがとうございました。

交流会後の記念写真